悲劇の連鎖|カラテア・ムサイカのモザイク模様が消えた日

湿り気が好き

今日の記録

カラテア・ムサイカ(Calathea musaica)は、ブラジル原産のクズウコン科の観葉植物。別名「モザイク・カラテア」とも呼ばれ、葉の表面に細かな格子状の網目模様(モザイク柄)が広がる非常にアート性の高い美しい品種として人気を集めている。

今、そのモザイク模様が消えていく事実に私は直面していた。

うちのカラテアのモザイク模様を見ていただきたい。葉っぱが全体的に黄色くなって、特徴的なモザイク模様が消えている。これは一体どうしたことか!?

ネットで原因を調べたところ、衝撃の事実を知った。カラテア種は水道水に含まれる塩素(カルキ)に非常に敏感で、水やりや葉水に塩素が含まれていると、葉先が枯れたり変色する原因になるとのこと。

…知らんかった。葉っぱが黄色くなった理由が水道水の塩素だったとは。

日本の水道水は世界最高水準と言われている。もともと綺麗な日本の水を現代の技術の水を集めて生水でも飲める品質と料理から洗濯まで使える汎用性に仕上げた日本の水道の良さに私達はもっと目を向けるべきだ。

蛇口をひねると世界最高水準の水が普通に流れる日本のクオリティー。

しかし、ごく少量含有した塩素に反応する繊細な者もいる。それがカラテア・ムサイカということだ。

ええっ?世界有数の綺麗な水よ?それでもだめなん?繊細すぎん?と言いたくなるが、対策として塩素除去の浄水器を水道の蛇口に取り付け、以後はこの水を使うことにする。

さらにカラテアの模様が消える原因に日光がある。もともとジャングルの下草として自生する植物であり、過度の日光は葉っぱの変色を招くのだ。同じジャングル出身のピレア達と一緒に置いていたのだが、こいつはピレアと比較にならないくらい繊細なようだ。

さらに適度な空中湿度、一年を通じて高めの温度設定、土は水はけよく過湿にしないなどなど…

カラテアが上級者向きの観葉植物である理由がうなずける。

散々悩んでとった対策がこれ。

そう、アクリルのケースに入れて簡易の温室を実現してみた。

このアクリルケースはマニアが美少女フィギュアとかを飾るケースだ。フィギュアが色褪せしないよう紫外線カット仕様で、カラテアが鉢ごとすっぽり入る大きさがある(注意:私に美少女フィギュアの趣味はありません)。葉水を行い扉を閉めておくことで一定の空中湿度も期待できる。

フィギュアを守る仕組みを使って植物を守る。どうなるか慎重に見ていこう。

カラテア・ムサイカについて

  • 学名: Goeppertia Network / Calathea musaica
  • 原産地: 南米(ブラジルなど)
  • 植物のタイプ: 常緑多年草

ライトグリーンの葉に、まるで細かいモザイク細工やデジタルネットワークの回路のような、格子状の細かな葉脈がびっしりと入る芸術的なクズウコン科の植物です。海外では「ネットワーク」という流通名でも知られ、その独特な幾何学模様の美しさから、近年インテリアグリーンとして絶大な人気を集めています。

季節ごとの管理方法(温度・水やり)

熱帯雨林のジャングルの地表近くに自生しているため、高温多湿を好み、寒さには弱いです。生育の適温は20°C〜30°C前後。冬場は最低でも10°C以上(できれば12°C以上)をキープできる暖かい室内に置いてください。

  • 春〜秋(生育期): 鉢土の表面が乾き始めたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。
  • 冬(休眠期): 寒さで生長が緩慢になるため水やりを控えめにします。土の表面がしっかり乾いてから2〜3日後を目安に、やや乾かし気味に管理しましょう。

生育の注意点

カラテア・ムサイカを美しく育てる最大のコツは「直射日光の回避」と「高い湿度」です。強い光に非常に弱く、直射日光に当たるとすぐに葉焼けを起こして自慢の美しい模様が台無しになってしまいます。年間を通して「レースのカーテン越しなどの明るい日陰」で管理してください。また、空気の乾燥にとても敏感で、部屋が乾燥すると葉の縁が茶色く枯れ込んできてしまいます。エアコンの風が直接当たる場所は絶対に避け、水やりとは別に、毎日こまめに葉水(霧吹きでの保水)を行って株のまわりの湿度を高く保ってあげることが、瑞々しい美しさを維持する秘訣です。

最後に

記事を5コマ漫画にまとめました。ご覧ください。

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