今日の記録
前回、ペペロミア・ホープの茎が伸びすぎた問題をお伝えしたが、今回「切り戻し」で回復させることにした。
◼️切り戻しとは
「切り戻し」とは、伸びすぎた茎や葉を切ることで、株の健康を守り成長を促す方法です。
植物を育てていると茎が不必要に伸び、株自体の健康を損なったり病虫害の原因となったりします。伸びた茎や葉を適切な部位で切ることで、植物の持つ生命力を刺激し健康な枝葉の生長が促されます。
さらに風通しの改善や、特定の茎だけに栄養が偏ることを防ぐ、また株の全体的なバランスを整え樹形を保つ効果もあります。
ただし、ストレスの多い冬場や酷暑の夏場に行うと植物への負担が強く健康を損なうことがありますので、植物の種類にもよりますが5月〜7月頃の気候がいい時期に行うのが良いとされています。
まず切断点を慎重に決める。切った箇所の手元から新しい芽が出るので、茎が伸び始めた手前のところから長い茎を切り落とした。

切った茎を再利用。一度水洗いして、葉の部分から数cmを残して余分な茎を切り取り、新しい鉢に植えた。
ペペロミア・ホープは生命力が高く、葉に水分を溜めているので簡単に枯れることはない。育ち始めるまで様子を見ていこう。

ペペロミア・ホープについて
- 学名: Peperomia ‘Hope’
- 原産地: 熱帯アメリカ(原種の原産地。本種は園芸品種)
- 植物のタイプ: 常緑多年草(多肉質の性質を持つ観葉植物)
「ペペロミア・デプレア(P. deppeana)」と「ペペロミア・クアドルフォリア(P. quadrifolia)」の交配によって誕生したといわれる品種です。肉厚で多肉質な丸い葉が、1本の茎に3〜4枚ずつ輪生(輪を描くように生える)しながら、つるを優雅に伸ばしていく姿が優しげで愛らしく、ハンギングにもぴったりです。
季節ごとの管理方法(温度・水やり)
生育の適温は20°C〜25°C前後です。寒さに弱いため、秋の終わりからは室内の暖かい場所へ移動させ、冬場は最低でも10°C以上をキープしてください。
- 春〜秋(生育期): 葉にたっぷりと水分を蓄えているため、乾燥には非常に強いです。鉢土の表面だけでなく、中までしっかり乾いてから、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。
- 冬(休眠期): 生長がほぼ止まるため水やりをさらに控えめにします。土の表面が完全に乾いてから4〜5日後を目安に、月1〜2回程度、乾かし気味に管理しましょう。
生育の注意点
ペペロミア・ホープの栽培で最も気をつけたいのは「水のやりすぎ(過湿)」です。乾燥に強い反面、常に土が湿っていると一気に根腐れを起こし、茎がポロリと取れてしまいます。「土が乾いてから数日待って与える」くらいの乾燥気味な管理が、失敗しない最大のコツです。また、日当たりを好みますが強い直射日光は葉焼けの原因になるため、年間を通して「レースのカーテン越しの明るい場所」を選び、風通しよく育ててあげてください。
最後に
記事を5コマ漫画にまとめました。ご覧ください。



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