今日の記録
「多肉植物は沼」という言葉がある。多肉植物を育てるとその奥深さ、魅力、美しさにハマってしまい、気づけば多肉、育てるのも多肉、生活の全てが多肉になる。そんな沼にハマった人たちを、タニラーと呼ぶらしい。私はハマるとタニラーを通り越しおそらく人の世に戻って来れなくなるので、あえて多肉植物の購入を避けていた。
知人から多肉を2鉢いただいたのはそんな時。葉と言っていいのか疑問の太さと先端が透明で中が透けて見える美しい姿。
ハオルチア・オブツーサ(Haworthia cooperi var. obtusa)、南アフリカ原産の多肉植物だ。
ハオルチアは多肉の中でも比較的強健で、管理しやすい種類になる。水分は極力控え、日の当たる窓辺で育てることにした。

水分コントロールが良かったのか小さいながらも元気に育ち、根の脇から小さな子株が生えてきた。しかし特徴的な透明部分(専門用語で「窓」)は、曇りガラスのように白い。日照量が多すぎたようだ。
正しい育て方を調べるためネット検索すると、タニラーたちの多肉愛に満ちた情報が溢れていた。
日光量が多いと光を防ぐため窓が曇ってくる(ハオルチアに悪いことをした)。かといって日光が足りないと徒長する。水のやりすぎも徒長する。土は乾燥させるが空中湿度は保たせるのがいい。適度なストレスを与えるとアントシアニン色素を産生して紫色に変わるなどなど。
…深淵な多肉の世界をちょっとだけ覗いた気がした。
多肉との距離感を大事にしながら、まず日当たりを調整してみます。
ハオルチア・オブツーサについて
- 学名: Haworthia cymbiformis var. obtusa
- 原産地: 南アフリカ
- 植物のタイプ: 常緑多年草(多肉植物)
ふっくらとした肉厚の葉の先端に、「窓」と呼ばれる透明な組織を持つ神秘的な多肉植物です。光を透かすとキラキラと輝く姿が非常に美しく、コンパクトなサイズ感も手伝って、デスクや窓辺を彩るコレクションとして熱狂的なファンを集めています。
季節ごとの管理方法(温度・水やり)
一般的なサボテンとは異なり、春と秋に育つ「春秋型」の多肉植物です。生育の適温は15°C〜25°C前後で、夏(高温)と冬(低温)は休眠期に入ります。冬場は最低でも5°C以上をキープできる室内に置いてください。
- 春・秋(生育期): 鉢土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。
- 夏・冬(休眠期): 生長が止まるため、水やりを大幅に控えます。月に1〜2回、夕方や暖かい日の午前中に土の表面を軽く湿らせる程度(サラッと霧吹きするくらい)にとどめ、断水気味に管理しましょう。
生育の注意点
ハオルチア・オブツーサを美しく育てる最大のポイントは「遮光された優しい光」です。強い直射日光に当たると、自慢の透明な葉が茶色く焼けてしまい、美しさが半減してしまいます。年間を通して「レースのカーテン越しの明るい日陰」のような、柔らかな光が当たる風通しの良い場所がベストです。また、蒸れに非常に弱いため、特に日本の梅雨から夏にかけては水を控え、風通しを第一に考えて管理するのが透明感を保つコツです。
最後に
記事を5コマ漫画にまとめました。ご覧ください。



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