幸福の木が死にかけて運ばれてきた話(前編)

ほどほどが好き

今日の記録

ドラセナ(学名Dracaena)は熱帯アジアやアフリカ原産の観葉植物で、太い幹から生えるシャープな葉が特徴的である。よくある太い幹から葉の生えた姿はぶつ切りにした木片を土に刺して根っこと葉を生やしたもので、本来は10m以上にもなる巨木らしい。

最もポピュラーなのがドラセナ・マッサンゲアナ、いわゆる「幸福の木」。園芸に詳しくない人でも一度は目にしたことがあると思う。ハワイでは玄関に置いて幸福を祈願する木で、今では世界中の家庭で幸福の象徴として親しまれている。

そんな「幸福の木」が死にかけの状態で私のところに運ばれてきた。元の持ち主いわく、お祝いでもらった幸福の木をどうしていいか分からず、枯れたので持ってきたとのこと。

なんと祝いの包装紙も剥がしておらず、上から水を掛けていた様子。2本のうち1本は完全に葉が枯れてしまい、土がベトベトに湿って嫌な匂いを放っている。こんなことしてたら幸福になれんぞお前と思いながら、救出作業を開始した。

辛うじて生えた新芽は弱々しく、日照不足でまるで白アスパラガスのようだ。

とりあえず汚い土を洗い流す。根っこのダメージを考えると元の土を残した方がいいのだが、新しい土が汚染されるし、根っこの状態も確認したかったので綺麗に洗い流した。幸い根っこのダメージはなさそうで一安心。

新しい鉢と綺麗な土に植え直し、慎重に様子を見ていくこととなった。

もし助かったら、元の持ち主でなく私に幸福を招いてくれ。

ドラセナ・マッサンゲアナについて

  • 学名: Dracaena fragrans ‘Massangeana’
  • 原産地: 熱帯アフリカ
  • 植物のタイプ: 常緑高木(多年生植物)

太い幹から、鮮やかな黄色の縦縞(斑)が入った美しい葉を放射状に広げる、スタイリッシュな観葉植物です。「ハワイアン・グッドラック・プラント(幸運を呼ぶ木)」とも呼ばれ、インテリアに1鉢置くだけで、空間が一気に明るくアジアンリゾートのような雰囲気になります。

季節ごとの管理方法(温度・水やり)

熱帯原産のため暑さにはめっぽう強いですが、寒さには非常に弱いです。生育の適温は20°C〜30°C前後。冬場は最低でも10°C以上を保てる暖かい室内に置いてください。

  • 春〜秋(生育期): 鉢土の表面がしっかり乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。
  • 冬(休眠期): 寒さで生長が止まるため、水やりの頻度を大幅に減らします。土の表面が完全に乾いてから4〜5日後を目安に、かなり乾かし気味に管理しましょう。

生育の注意点

マッサンゲアナを健康に育てるコツは「優しい日光」「寒さ対策」です。日当たりを好みますが、夏の直射日光は葉焼けの原因になるため、年間を通して「レースのカーテン越しの明るい場所」で管理するのがベストです。光が足りないと葉の黄色い斑が薄くなってしまいます。また、冬場に寒さに当たると葉が黄色く変色して落ちてしまうため、冷え込む窓辺から部屋の中央に移動させ、エアコンの風が直接当たらないように注意してあげてください。

最後に

記事を5コマ漫画にまとめました。ご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました