今日の記録
幾多の植物を瀕死に追いやった西の窓辺だが、私は無茶苦茶なことをしていたわけではない。もともと私が着任する前から西の窓辺には植物が育っていたので、同じように育つだろうと思ってしまったわけだ。
西日の環境に適応した、その植物の名はベンジャミン
フィカス科の植物で乾燥に強く、育てやすいと言われている。ただ環境変化に弱く、負荷がかかるとすぐに葉を落としてしまう儚さも合わせ持っている。
このベンジャミンは大木というわけでもなく、葉に斑もあって必ずしも西日向きではない。しかし何年も西日の中で生きている。この植物を見ていると、なんとなく佇まいが武士(もののふ)を思わせる。「武士とはこうあるもの」という凛とした思いを感じ取れるから不思議だ。
植物だけど。
この植木の持ち主は職場の前任者で、それはそれは厳しい人で、定年退職された後でも話をすると背筋が寒くなる。その人が在職時に現場で鍛え上げた訳だから、西日ごときではびくともしない強靭な体力と精神力を身につけているのではなかろうか。
植物だけど。
ちょっと可哀想なのが鉢の色が黒いこと。夏場は日光を吸収し土の温度が上がりすぎるので、水やりすると根が痛む可能性がある。100均で買った麻の袋を鉢にかぶせてやった。「JUTE VEGETABLE STOCKER(麻製の野菜保存袋)」と書かれているが、武士(もののふ)は英語読めないと思うので大丈夫。

直射日光を防いでくれるので直射日光の強烈な夏場にちょっとは楽になると思う。
これぞ武士の情け。

フィカス・ベンジャミンについて
- 学名: Ficus benjamina
- 原産地: 東南アジア、インド、オーストラリア北部
- 植物のタイプ: 常緑高木(多年生植物)
クワ科フィカス(イチジク)属の仲間で、単に「ベンジャミン」や「ベンジャミナ」の名で親しまれています。刈り込みに強いため、丸く仕立てたトピアリーや、数本の幹を三つ編み状に美しく編み込んだ仕立てなど、デザイン性の高い株が多く流通しています。インテリアの主役として、リビングやオフィスを洗練された空間に演出してくれます。
季節ごとの管理方法(温度・水やり)
熱帯・亜熱帯原産のため暑さには非常に強いですが、冬の寒さは少し苦手です。生育の適温は20°C〜30°C前後。冬場は最低でも5°C以上(できれば8°C以上)を保てる暖かい室内に置いてください。
- 春〜秋(生育期): 鉢土の表面がしっかり乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。
- 冬(休眠期): 生長が緩慢になるため、水やりの頻度を大幅に減らします。土の表面が完全に乾いてから2〜3日後を目安に、やや乾かし気味に管理しましょう。
生育の注意点
ベンジャミンを育てる上で最も知っておきたい特徴が「環境の変化に敏感」という点です。購入直後にお家に迎え入れた時や、部屋の中で置く場所をガラリと変えた時、あるいは急激な寒暖差を感じた時に、環境に適応しようとして一時的に葉をパラパラと大量に落とすことがあります。これは病気ではなく自己防衛反応の一種なので、基本的には明るい場所に置いて見守れば、新しい環境に慣れて新芽が吹いてきます。
年間を通して「レースのカーテン越しの明るい場所」を定位置にし、なるべく移動させずにじっくり育ててあげるのが、美しい葉を長く維持する最大のコツです。
最後に
記事を5コマ漫画にまとめました。ご覧ください。



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