フィカス・ベンガレンシスの枝分け

ほどほどが好き

今日の記録

自宅にフィカス・ベンガレンシスの大鉢がある。くっきりした葉脈が浮かぶ濃い緑の葉を広げ、年月と共に白くなる幹をもつこの美しい植物に入れ込んで数年前から育てている。主人の愛を受けて元気よく育ってきたのだが、ここにきて問題なのが枝芽である。幹のあちこちから枝芽を出し、樹形を無視して四方に枝を伸ばそうとする。

不要な枝芽については早めに摘芯して樹形を保つのだが、増やしたい時には枝芽を成長させてから切り離し鉢植えにすることもできる。

休憩室の南の窓辺にフィカスをおいたら映えるだろうな。そんな思いを知ってか知らずか、1本いい具合に枝芽が伸びてきた(写真の赤丸の部分)。これを別鉢に植えてみることにする。

消毒したハサミで茎元と不要な葉っぱをカットする。フィカスの樹液は真っ白ないわゆる天然ゴム(ラテックス)で、衣服に着くと取れないし、皮膚に付くとかぶれることもあるので注意が必要。アルコールを含ませたティッシュで押さえておくとすぐにフィカスの出血(?)は止まる。

切った枝は一旦水差しにして、植えるべき鉢の準備をする。以前と同じように水差しと土植えのいいとこ取り作戦を実行するため、水はけ重視でスリット鉢を用意した。

観葉植物の土を鉢底から目一杯注ぐ。スリット鉢なら底石もいらないので簡単簡単。

枝に対して葉っぱが多いと根が生えるまでに枯れてしまうので、葉っぱは2枚残して切り取った。枝の切断面も斜めに加工して、なるべく水分を吸水できるようにする。

スリット鉢に枝をさし、たっぷりの水で微塵を流したのち、あまり日のささないところに置いて毎日水を通す。植えた直後に光合成はできないから日差しに気をつける必要なし、何よりも根を生やすことに集中して欲しい。

フィカス・ベンガレンシスについて

  • 学名: Ficus benghalensis
  • 原産地: インド、スリランカ
  • 植物のタイプ: 常緑高木(多年生植物)

ヒンドゥー教の聖木として大切にされているクワ科フィカス属の植物です。落ち着いた質感の白い幹と、手のひらのような大きめで肉厚なオーバル型の葉が特徴です。深みのあるグリーンに鮮やかな白い葉脈が美しく浮き上がり、どんなテイストのお部屋にも自然と馴染む、大人気のインテリアグリーンです。

季節ごとの管理方法(温度・水やり)

熱帯原産のため暑さにはめっぽう強いですが、寒さは少し苦手です。生育の適温は20°C〜30°C前後。冬場は最低でも10°C以上(できれば12°C以上)をキープできる暖かい室内に置いてください。

  • 春〜秋(生育期): 鉢土の表面がしっかり乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。
  • 冬(休眠期): 寒さで生長が止まるため、水やりの頻度を大幅に減らします。土の表面が完全に乾いてから3〜4日後を目安に、かなり乾かし気味に管理しましょう。

生育の注意点

ベンガレンシスを美しく育てるコツは「柔らかな光」と「毎日の葉水」です。日当たりを非常に好みますが、夏の強い直射日光は葉焼けの原因になるため、年間を通して「レースのカーテン越しの明るい場所」で管理するのがベストです。光が不足すると葉がポロポロと落ちやすくなったり、ひょろひょろと間伸びしたりしてしまいます。また、大きな葉には埃が溜まりやすく乾燥に弱いため、水やりとは別に、こまめに葉水(霧吹きでの保水)を行って葉の湿度を保ってあげてください。害虫の予防になると同時に、ツヤのある健康な葉を維持できます。

最後に

記事を5コマ漫画にまとめました。ご覧ください。

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