別の運命を辿ったもう一株のネフロレピス

ほどほどが好き

今日の記録

ブログ初期の記事で恐竜的進化を遂げたネフロレピス・ツデーのお話をした。このネフロレピスは世界をジュラ期に戻そうと現在も巨大化中だが、この部屋にはもう一つ、全く別の運命を辿ったネフロレピスがいる。

それがこの鉢だ。

少し遅れて迎え入れた株だが、これから成長するという矢先に葉に白いベトベトしたものがついて一気に調子が悪くなった。

原因はカイガラムシ

カイガラムシはカメムシの仲間で、体長数ミリの小さな害虫です。幅広い植物に寄生し、樹液を吸って植物の生命力を奪います。白くベタベタしたものはカイガラムシの排泄物で、人体に害はないものの放置しておくとすす病を併発し植物が枯れる原因となります。

汚染された葉を切り、見える虫はピンセットで除去、最後は土にオルトランDXを撒き、何日もかけてやっと虫を除去することができた。

時すでに遅く、ネフロレピスはすっかり弱ってしまい。全く成長しなくなった。ネフロレピスは匍匐茎(ランナー)と呼ばれる細い突起を周りに伸ばし、土についたとこらから根を生やし子株を増やす。この株もランナーは出そうとするものの、途中で枯れることを繰り返した。

その結果、根っこの周りが枯れススキのような侘しい雰囲気になっている。

もう廃棄処分して新しい株を買うのが正解かもしれない。しかし、こうなったのは植物の責任ではない。害虫被害に遭い、弱ったからと言って諦めていいものだろうか。

葉水を与え、場所を工夫し、どうにか元気を取り戻せないか検討を続けた。カイガラムシ被害から一年が経ち古い葉が順に枯れ始めた頃、ようやく新しい葉っぱが生えてきた。

しかし以前と違い、小型の葉ばかりだ。

小型になることで未来に向かって生きようとしている姿かもしれない。ジュラ期に向かって巨大化したお仲間と真逆の生き方となったが、どちらの生き方も認めてやりたいと思う。

ただ、同じ種類なのに全く違う植物みたいだ。

ネフロレピス・ツデーについて

  • 学名: Nephrolepis exaltata ‘Tuffy’ / ‘Teddy Junior’
  • 原産地: 熱帯アメリカ(園芸品種)
  • 植物のタイプ: 常緑多年草(シダ植物)

細かく波打つような鮮やかな緑の葉が、放射状に美しく広がる人気のシダ植物です。ボリューム感があり、ハンギング(吊り鉢)にしても映えるインテリアグリーンです。

季節ごとの管理方法(温度・水やり)

生育の適温は20°C〜25°C前後です。寒さにはやや弱いため、冬場は8°C以上をキープできる暖かい室内に置いてください。

  • 春〜秋(生育期): シダ植物の仲間で水分を好むため、鉢土の表面が乾き始めたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。
  • 冬(休眠期): 寒さで生長が鈍るため水やりを控えめにします。土の表面が乾いてから1〜2日後を目安に与えましょう。

生育の注意点

ネフロレピス・ツデーは「強い直射日光」と「空気の乾燥」が大苦手です。直射日光は葉焼けの原因になるため、年間を通してレースのカーテン越しのような柔らかい光の当たる場所に置いてください。また、エアコンの風などが直接当たると葉が乾燥してチリチリになってしまいます。こまめに葉水(霧吹きで葉に水をかける)を行い、湿度を保ってあげることが、美しい葉を維持する最大のコツです。

最後に

記事を5コマ漫画にまとめました。ご覧ください。

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